うるま市高江洲にある、
『健康美にこだわった空手サロンRIN STYLE』です。
重心と安定性について、前回の続きとなります。
前回は、身体重心が安定性に関わる仕組みを簡単に説明しました。
今回は、人が動くときの重心移動を考え、
その不安定さをどのように安定させるかを簡単にお話します。
図1. ポールの上でスクワットをしてみる
図のように、ポールの上に立ちスクワット動作をした場合、
不安定な状態でいかにバランスを崩さずに行えるかを考えます。
前回のブログでも触れたように、
『支持基底面』の中に重心がおさまる=安定を保つ
カラダが動くと重心も移動するため、
いかに支持基底面に誘導するかが、バランスを崩さず動作を行えることになります。
図2. 重心が支持基底面から外れてしまいバランスを崩してしまう例
ちなみに、動きの中での重心位置は、
細かい計算によって算出しますが、
今回は大まかな考え方として、
頭、股関節、膝の前方あたりを結んだ三角形をイメージし
その中心を重心位置としています。
図2のように、
重心位置が支持基底面を少しでも外れると、
不安定となりバランスを崩しています。
今回のポールの上でのスクワット動作の場合、
図3のように
股関節をしっかり曲げ、
重心を支持基底面の中におさめ安定を保つことができます。
図3. 重心が支持基底面内にあり安定する
カラダを動かす際に、
このような重心移動のことまで意識できるようになると、
より効率の良い方法で、
エクササイズやトレーニングなどに活かすことができると思います。
何よりケガ予防になるため、
カラダづくりにおいて役立てれば幸いです(^-^)