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歩数と予防

うるま市高江洲にある、

 

『健康美にこだわった空手サロンRIN STYLE』です。

 

10月も残りわずかとなり、

 

沖縄でも朝夕が涼しく、過ごしやすい季節となりました。

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策予防はもちろんですが、

 

寒暖差により体調を崩さないよう

 

体調管理にはお気をつけてお過ごしください(^-^)

 

 

今回は、日常の身体活動と病気予防についての関連性について

 

興味深い研究報告があるためご紹介します。

 

下記の表(図1)は、1日の平均歩数から予防できる病気一覧です。

 

 

群馬県中之条町の65歳以上の住民5000人の「歩き」と

 

病気の関係を15年間追跡した研究の一部で、健康づくりにおいて、

 

早歩きなどの「中強度の活動時間」と「どれくらい歩けばよいのか?」が

 

明確に示されています(中之条研究)。

 

 

この研究成果は、高齢者だけでなく

成人している方であれば同じようにあてはまると考えられているそうです。

(スポーツ庁webマガジンより抜粋)

 

表をよく見てみると、

 

1000歩増やすごとに予防できる病気が増えていくことがわかります。

 

国民健康・栄養調査では「1000歩=10分」とされており、

歩く時間を「10分」増やすだけで将来の病気を防ぐことができるかもしれない、

ということがこの研究から伺えます。

 

 

図1.1日平均の歩数からわかる、予防できる病気一覧
図1.1日平均の歩数からわかる、予防できる病気一覧

表にある中強度の活動時間というのは、

 

運動強度を示すもので、単位を※「METs」(メッツ)で表わしています。

 

※METs分類

安静時代謝・・・1METs、

低強度・・・1〜2METs、

中強度・・・3〜5METs、

高強度・・・6METs以上

 

とします。

 

3METsの中で最も軽度な運動が早歩きに相当するため、

継続的な早歩きが老化を防ぐ手助けになるとの事です。

 

 

高齢の方だけでなく、若い世代から健康維持・疾病予防のために、

1日平均8000歩、中強度の活動20分『8000歩/20分』を目標に

普段から「歩く」ということを意識されると良いかと思います

 

 

しかし、ただ歩数を増やせば良いかというとそうではなく、

「8000歩/20分」で効果はピークとなり、

それ以上は疲労などにつながり、

免疫力の低下をきたす可能性があるとの報告もあるため、

適度な活動量を目安に行うことが望ましいです。

 

 

また、歩き方も重要で、

正しい姿勢で行うことでより効果が表れやすくなります。

 

 

適度な『量』と高い『質』で、

しっかりと健康なカラダづくりを行っていきましょう(*^^*)

 

 

まずは『10分=1000歩』から!

始めてみてはいかがでしょうか!?

 

図2.1日に歩く歩数と予防に効果がある病気
図2.1日に歩く歩数と予防に効果がある病気

RIN STYLEでは、

 

歩数などの活動量をモニタリングできるウェアラブル活動量計も用いて、

 

お客様の健康美づくりをサポートさせて頂いています。

 

また、医学的知識を備えた動きの専門家、理学療法士による

 

歩行(歩き方)のアドバイスや、動き全般に対してアプローチを行います。

 

 

カラダづくりに対してのご相談、

 

コロナ禍による活動量の低下や、体力の低下を感じている方など

 

気になることがあればお気軽にご連絡ください(*^▽^*)