はいさい!
ぐすーよーちゅーうがなびら。
いきなり、何の言葉?と思った方もいるかも知れません(笑)
特に沖縄県外の方は。
そうです。
冒頭の言葉はうちなーぐち(沖縄弁)で、沖縄のあいさつです。
訳すと、
『皆さん、こんにちは。ご機嫌いかがですか(いかがお過ごしですか)?』
となります。
今回は、沖縄弁について・・・というわけではないですが、
うちなーんちゅ(沖縄人)である以上、方言も時々は使わないとなぁと思った次第です(笑)
とは言っても、今回のテーマに全く関係がないわけではないのです。
早いもので、
私が『健康美にこだわった空手サロン』を立ち上げてから、まる4年になります。
病院等の医療機関に勤務する理学療法士として10年以上を経て、
現在は、『より健康に特化した』『予防のための専門家』として活動しています。
元々、【病気にならないためのカラダづくり】といった『予防』に関して興味があり、
理学療法士が必ず活躍できる分野だと思っていましたが、
まさか起業するなんて夢にも思いませんでした。
様々な出来事、きっかけが起業する動機づけにもなったわけですが、
そのおかげでほんとに成長できたと思います。
もちろん、今まで安定していた職業だったものが、
すべて自分自身でやらないといけない、
結果を出し続けないと生活できない、
という環境になるため、かなりの覚悟が必要でした。
しかし、日々やりたいことができ、
来店される方は皆、私を必要として来られる方々なので、
そういった方々へ最大限のサポートができることに、とてもやりがいと生きがいを感じています。
さらに、ありがたいことに
この4年間で地域支援事業などを通じて、各行政機関や自治体とも繋がり
昨年から今年にかけては幼児、放課後等デイサービスの児童の皆さんへの
サポートする機会も得られ、
本当に充実した生活を送らせて頂いだいています。
【事が起こってから本領発揮、というセラピスト(あるいはトレーナー)にはならない】
これは、私が日々肝に銘じていることで、こだわりでもあります。
理学療法士は医療国家資格であり、医師の指示の元で治療を行うことが可能な資格です。
病院に勤務していると、リハビリの対象者はもちろん患者様になります。
それは、身体に障害を負った方や日常生活に何らかの支障をきたしている方々です。
そういった方々へのリハビリを通して、セラピスト自身のやりがいや意義を感じるのは至極当然ですが、
対象者が病気や障害を患ってからが私の出番、という風にはなりたくない。
その前段階、予防に関して積極的にアプローチしていくことが
より重要であり、私のセラピストとしてのこだわりです。
例えば、とあるテレビ番組などで
人気のトレーナーや治療家さんが紹介される中で、
その方が多忙であるため、自身のケアのために整骨院や治療院でコンディショニング等を行っている場面が映されているのを時折見かけます。
顧客やクライアントに対しては健康への助言、指導を行い、
自身のケアは他の治療家や専門家へ頼っている…印象を正直受けてしまいました。
もちろん、考えや生き方は人それぞれですので批判するつもりは全くありません。
ただ、どの分野にも言えることですが、
相手に信頼される、必要とされるための一番の説得力は体現することだと思っています。
それが健康や予防を発信、指導していく立場の専門家ならば、
やはりそのための自己管理がいかにできているかだと思います。
私は、学生時代のアルバイトを含め、
20年程体調不良での休みはゼロとは言いませんが、ほとんどありません。
極真空手という激しい競技をしながらも、ケガによって仕事を休んだこともありませんでした。
病院勤務で、重度な患者さんの介助をし続けても腰痛等なく業務をこなしてきました。
それらは、自分なりに自己管理を意識し徹底してきた結果だと思っています。
これが、私なりの体現であり、一番の説得力となっていると自負しています。
健康な状態を当たり前のように維持し続けるのは、
ほんとうに大変だと思います。
ですが、このままだとこうなってしまう、という予測ができる中で
何もしないというのはほんとうにもったいないと思います。
予防という分野は、伝えるのも実践し続けるのもとても難しいと思いますが、
これらの事が伝わり、共感でき、効果を分かち合えるのはこの上ない喜びだと日々実感しています。
健康でありたい、というのは誰しもが思うことだと思います。
しかし、健康のうちに高額な費用を払って
健康を維持するための取り組み(自己投資)を行うという方は、多くはないと思います。
それは健康観の違いや経済的な面ももちろんあると思います。
体調が悪くなり、治療して良くなった、という体験は非常にわかりやすく
これからは気を付けよう、と行動に繋がりやすいのですが、
健康を維持し続けるために行動するには
目標や目的に応じた強い意思、エネルギーが必要かと思います。
常に健康でいると、やっていることが正しいからなのか
たまたまなのか、「?」というのもあるかと思います。
健康診断でB判定以下となった場合、
医師から生活習慣を見直し、運動を取り入れましょう、
と言われた事がある方も多いと思いますが、正直何をしたらいいか
分からない方がほとんどだと思います(もちろん必要に応じて保健指導や栄養指導はしてくれます)。
これまでの経験からD判定でも症状がなければ、
精査をしない方も少なからず見受けられますがこれが生活習慣病の怖いところです。
症状がすぐには出にくいのです...。
実際に沖縄県は働き盛りの生活習慣病が急増しており、
そのリスク要因のひとつに肥満があげられます。
(そもそも健診受診率も低いのも大きな課題です)
症状がないため、すぐに精査をせず放っておく方もいると考えられ、
重症化してからの受診も多いとの情報もあります。
健康維持のためにはどうしたらいいか分からない、というのが
行動に踏み出せないひとつの要因だとするのであれば、
やはりまずは正しい情報を知り、少しずつ効果を実感していくことが大切だと思います。
そのために、
より科学的で根拠に沿った正しい知識(ヘルスリテラシー)を発信し、
自己管理をしっかり行うための方法をアドバイスできる専門家が必要ではないかと思い、
『健康美にこだわった空手サロン』を立ち上げました。
前述したとおり、私やサロンのこだわりとしてセルフケア、すなわち自己管理ができる
ことが大きな目的であり、サロンにずっと通い続けることを目的としていません。
もちろん、必要に応じてメンテナンスや状態チェックなどは行い、
より健康維持できるようなサポートはさせて頂きます。
さらに、お客様ご自身だけではなく、
家族などの身近な人、大切な人へもそのノウハウをお教え頂き
皆様で健康を維持し、より豊かな人生を楽しんで頂ければこれとない幸せです。
長くなりましたが(;^_^A
私が起業した経緯、こだわりを綴ってみました。
生まれ育った土地、沖縄県民である以上、少しでも沖縄の健康長寿に貢献できればと思います。
ほんとうに長い文章を最後まで読んで頂き、
いっぺー(誠に)、いっぺー(誠に)、にふぇーでーびる(ありがとうございます)(人''▽`)
これからも、初心を忘れず精進していきます!!
健康美にこだわった空手サロンRIN STYLE
代表 宮里